茨城大学
理学部
理学科(生物科学コース)

顔写真
教授

石見 幸男

イシミ ユキオ
ISHIMI Yukio
  • 1954年生まれ

経歴

  1. 茨城大学理学部教授 2004/10-現在

学歴

  1. 静岡大学理学部 1976 卒業
  2. 東京大学大学院薬学系研究科 博士 1982 修了

学位

  1. 薬学博士 東京大学 1982/03

教育・研究活動状況

真核細胞DNA複製に必須な役割を担うMCM(Minichromosome maintenance)蛋白質の機能解析を中心に、ヒト細胞DNA複製の制御機構の解明を目指している。ヒト染色体内には数万に及ぶDNA複製開始点が存在し、そこからのDNA複製の開始が細胞周期のDNA合成期の約8時間で完了する。それぞれの複製開始反応が8時間の間のいつ起こるのか、また、早い時期に複製開始を終えた領域では残りの期間にどのように開始反応が抑制されるのか、また、DNA上に損傷がある場合にはどのようにDNA複製の進行が調節されるのか、それらの分子機能はまだ分かっていない。その解明に向けて、生化学や分子生物学の手法を用いて研究している。この研究は、細胞のがん化に必要なゲノム構造の不安定化の機構を理解する上でも重要である。

研究分野

  1. 分子生物学

研究キーワード

  1. DNA複製、MCMタンパク質、DNAヘリカーゼ、DNA複製チェックポイント、ヒトDNA複製タンパク質

研究テーマ

  1. MCMタンパク質の機能発現制御機構を中心とした、ヒトDNA複製タンパク質の機能解析 ヒトDNA複製の開始と伸長の分子機構を明らかにする目的で、DNA複製の幾つかの局面で機能するタンパク質の働きを解明する。特に、DNA複製フォークの進行にヘリカーゼとして機能すると考えられるMCMタンパク質の機能発現制御機構を明らかにする。

論文

  1. 研究論文(学術雑誌) 共著 Binding of MCM-interacting proteins to ATP-binding site in MCM6 Hosoi, A., Sakairi, T. and Ishimi, Y. Research Reports in Biology 7, 31-40 2016
  2. 研究論文(学術雑誌) 共著 G364R mutation of MCM4 detected in human skin cancer cells affects DNA helicase activity of MCM4/6/7 complex Ishimi, Y. and Irie, D. J. Biochem. 157/ 6, 561-569 2015/02/07
  3. 研究論文(学術雑誌) 共著 Interaction of human minichromosome maintenance protein-binding protein with minichromosome maintenance 2-7 Kusunoki, S. and Ishimi, Y. FEBS J. 281, 1057-1067 2014
  4. 研究論文(学術雑誌) 共著 Translocation and stability of replicative DNA helicases upon encountering DNA-protein cross-links. Nakano,T., Miyamoto-Matsubara,M., Shoulkamy,MI, Salem,AM, Pack,SP, Ishimi,Y. and Ide,H. J. Biol. Chem. 288, 4649-4658 2013
  5. 研究論文(学術雑誌) 共著 Inhibition of DNA binding of MCM2-7 complex by phosphorylation with cyclin-dependent kinases Moritani, M. and Ishimi, Y. J. Biochem. 154, 363-372 2013

研究発表

  1. ポスター発表 MCM相互作用因子はMCM6のATP結合部位に結合する 第39回日本分子生物学会年会 2016/12/02
  2. 口頭発表(招待・特別) MCMヘリカーゼの保存性と多様性 日本進化学会第18回東京大会 2016/08/25
  3. 口頭発表(一般) ヒトRPAに直接的に相互作用するタンパク質の同定 日本分子生物学会年会 2009/12/11
  4. 口頭発表(一般) 乳がんを引き起こすMCM4タンパク質変異の解析 日本分子生物学会年会 2009/12/11
  5. ポスター発表 ヒトMCM-BPタンパク質の機能解析 日本分子生物学会年会 2009/12/11