茨城大学
工学部
知能システム工学科

顔写真
教授

乾 正知

イヌイ マサトモ
INUI Masatomo
  • 1961年生まれ
  • Tel.0294-38-5204

経歴

  1. 東京大学先端科学技術研究センター助手 1988/04-1991/03
  2. 東京大学工学部講師 1991/04-1993/03
  3. 茨城大学工学部助教授 1993/04-2003/03
  4. 茨城大学工学部教授 2003/04-現在

学歴

  1. 東京大学 工学部 精密機械工学 1984/03 卒業
  2. 東京大学 工学系研究科 情報工学 修士 1986/03 修了
  3. 東京大学 工学系研究科 情報工学 博士 1988/03 中退

学位

  1. 工学博士 東京大学 1991/03

教育・研究活動状況

機械設計製造のコンピュータ支援技術に関する研究と教育
コンピュータグラフィックスなどの幾何情報処理技術を用いて,機械製品の設計や製造を高度化(高品質化,高速化,自動化)するソフトウェア技術の研究・実用化と教育.

研究分野

  1. 生産工学・加工学

研究キーワード

  1. 機械製品の計算機援用設計,計算機援用製造

研究テーマ

  1. 高速かつ頑健な図形処理アルゴリズムに関する研究 離散的な構造を持つ立体データの高速かつ頑健な図形処理アルゴリズムの開発 1997/04-現在
  2. 金型製造の高速化・自動化に関する研究 金型製造において大きな障害になっている工程設計や工具経路計算,工具経路検証を高速に行うアルゴリズムの開発 1997/04-現在

共同・受託研究希望テーマ

  1. 高速かつ頑健な図形処理アルゴリズムの開発 (キーワード) CAD, CAM, コンピュータグラフィックス, GPU 産学連携等、民間を含む他機関等との共同研究を希望 技術相談,受託研究,共同研究 飛び込みでのご相談がそのまま研究につながった例が多数あります.お気軽にメールにてご相談ください.
  2. 金型製造の高度化に関する研究 (キーワード) 金型, CAD, CAM, 工程設計 産学連携等、民間を含む他機関等との共同研究を希望 技術相談,受託研究,共同研究 既に多くのCAD/CAMソフトが出回っていますが,工程設計などの手間のかかる作業を支援できるものは意外に少ないものです.それらの分野をカバーできるプログラムを開発しています.かなり研究志向のテーマですので,大手企業との共同研究を希望しています.
  3. 曖昧さをふくむ形状の計算機処理に関する研究 (キーワード) 公差,形状誤差 産学連携等、民間を含む他機関等との共同研究を希望 共同研究 これは非常に研究志向のテーマです.汎用的な手法は多分ないでしょうから,しばらくは個々のケースについて最適な手法を検討していくことになるでしょう.

著書

  1. Artificial Intelligence in Design (共著) D.T.Pham 他多数. Springer-Verlag 1991 3-540-50634-9
  2. CIMの設計と構築 (共著) 佐田登志夫,他多数 オーム社 1992 4-274-03383-X
  3. GPU並列図形処理入門 乾 正知 技術評論社 2014/03/25 978-4-7741-6304-8 GPUの並列処理機能を活用して様々な図形処理を高速に行う手法を,OpenGLとCUDAのサンプルプログラムを交えて解説した.

論文

  1. 研究論文(学術雑誌) 共著 Manufacturing Preparation by Use of Product Model in Computer T.Sata, F.Kimura, H.Hiraoka, H.Suzuki, S.Shimura, Y.Taguichi, M.Miki, and M.Inui Robotics and Computer-Integrated Manufacturing 1/ 3/4, 261-270 1984/10 機械設計や生産の自動化を実現するために不可欠な技術であるプロダクトモデリングの概念を,機械設計,寸法処理,ロボットプログラミング,加工工程設計などの例とともに議論した.(工程設計自動化のためのプロダクトモデルの役割について執筆した.)
  2. 研究論文(学術雑誌) 共著 加工向きプロダクトモデルに基づくマシンニングセンタ用加工命令の自動生成 若原剛人, 志村庄司, 乾正知, 佐田登志夫, 木村文彦 精密工学会誌 53/ 7, 1074-1079 1987/07 切削加工作業の効率化には,粗加工の自動化が最も効果的である.そこで従来のソリッドモデルに,形状特徴の記述を付加した加工向けプロダクトモデルを考え,その情報を用いて粗加工のためのNC加工命令を自動生成するアルゴリズムを開発した.(アルゴリズムの開発と論文の一部の執筆を担当した.)
  3. 研究論文(学術雑誌) 共著 A Product Modeling System for Constructing Intelligent CAD and CAM Systems H.Suzuki, M.Inui, F.Kimura and T.Sata Robotics and Computer- Integrated Manufacturing 4/ 3/4, 483-489 1988/10 知的なCADシステムを実現するためには,製品の形状情報に加えて,設計者が設計において利用する寸法などの製品情報が,計算機によって適切に自動処理できる必要がある.述語論理をベースとするプロダクトモデリングシステムにより,これらの製品情報が適切に処理できることを示した.(製造の進行にともなう工作物モデルの製品情報の変化を,述語論理に基づいて記述する技術について執筆した.)
  4. 研究論文(学術雑誌) 共著 形状特徴操作に基づく機械加工工程設計の自動化 乾正知, 鈴木宏正, 木村文彦, 佐田登志夫 精密工学会誌 54/ 10, 1903-1908 1988/10 形状特徴記述を備えたプロダクトモデルに対して,切削加工作業の逆操作を適用することで,機械部品の工程設計作業を自動化する手法を示した.(アルゴリズムの開発,プログラムの実装,論文の執筆を担当した.)
  5. 研究論文(学術雑誌) 共著 板金製品の曲げ作業自動工程設計システムの開発 乾正知, 紀之定章, 鈴木宏正, 木村文彦, 佐田登志夫 精密工学会誌 54/ 11, 2182-2187 1988/11 板金製品のプロダクトモデルに対して,曲げ加工をシミュレーションする操作を適用することで,曲げ作業の工程設計を自動化する手法を開発した.(アルゴリズムの開発と論文の執筆を担当した.)

研究発表

  1. 口頭発表(一般) ガウスマップを利用した最適な主軸方向の決定 2012年度精密工学会秋季大会 2012/09/14
  2. 口頭発表(一般) OBB木とGPUの併用による薄物部品の距離場計算の高速化 2012年度精密工学会秋季大会 2012/09/14
  3. 口頭発表(一般) 並列処理言語を用いた加工シミュレーションの実現 2012年度精密工学会秋季大会 2012/09/14
  4. 口頭発表(一般) 形状特長を利用したアンダーカット最小となる抜き方向の自動決定 2012年度精密工学会秋季大会 2012/09/14
  5. 口頭発表(一般) GPUによる並列計算を利用した自動車の内部突起の安全性評価 2011年度精密工学会春季大会(震災により中止となったが,発表済みと見なされることになった) 2011/03/14

知的財産権

  1. 特許 表示方法及び表示プログラムを記録したコンピューター読み取り可能な記録媒体及び表示装置 平成11年特許願第035296号 1999/02/15 特許3571564号 2004/07/02
  2. 特許 工具参照面計算法, 工具参照面計算プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体及び工具参照面計算装置 特願2000-056843 2000/03/02 特許3535442号 2004/03/19
  3. 特許 工具経路面計算方法,工具経路面計算プログラム,及び工具経路面計算プログラムを記録した記録媒体 特願2002-056858 2002/03/04 特許第3792584号 2006/04/14
  4. 特許 加工経路の生成方法,加工残りの判定方法,加工経路の生成用プログラム,加工残り判定用プログラムおよび記録媒体 特願2004-103141 2004
  5. 特許 工具の加工姿勢設定法 特願2005-369151 2005

受賞

  1. 井上研究奨励賞 1992
  2. 2002年度精密工学会秋季大会学術講演会ベストオーガナイザー賞 2002/10/04
  3. Best Paper Award, 2003 IEEE International Symposium on Assembly and Task Planning Inverse Offset of Z-map Model for Process Planning Assistance 2003/07/10
  4. 奨励賞 コンピュータグラフィックス技術を利用したCAM処理の高速化(型技術者会議2004) 2005/06/15
  5. Best Paper Award, The 15th International Conference on Precision Engineering Data Conversion from Dexel Model to B-reps Solid Model 2014/07/24

担当授業科目

  1. 幾何情報処理
  2. 幾何情報処理(Bコース)
  3. 機械製造技術特論
  4. 応用情報システム(Bコース)
  5. コンピュータシステムⅡ

所属学協会

  1. 精密工学会 1984/04-現在
  2. 情報処理学会 1984/04-現在
  3. 電気電子学会(IEEE) 1984/04-現在
  4. 計算機学会(ACM) 1984/04-現在

委員歴

  1. 精密工学会 理事 2010/04-2012/03