茨城大学
全学教育機構
国際教育部門

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教授

安 龍洙

アン ヨンス
AN Yongsu

学歴

  1. 東北大学 文学研究科 言語科学専攻 博士後期 修了

学位

  1. 博士(文学) 東北大学

研究分野

  1. 日本語教育

研究テーマ

  1. 第二言語としての日本語の習得研究 日本語学習者の日本語習得過程における母語と目標言語の影響関係について研究している。 1990/04/01-現在
  2. 日本語学習者の日本文化習得に関する研究 外国人が誤解しやすい日本人の言語行動に対する日本語母語話者と日本語学習者の評価を比較し、異文化習得(日本語学習者の日本文化習得)の特徴を探っている。 1994/04/01-現在
  3. 日本社会における異文化理解の変容に関する事例研究 日本社会における外国人(①ニューカマー②オールドカマー③その他)と日本人(①外国人との接触頻度の高い日本人②外国人との接触頻度の低い日本人③その他)の異文化理解のあり方及びその変容についてPAC分析法を用いて認知的・情意的な観点から探っている。 2003/04/01-現在

競争的資金等の研究課題

  1. 日本社会における外国人と日本人の異文化相互理解に関する質的実証研究 科研費 基盤研究(C) 2017/04/01-2021/03/31 研究代表者;安龍洙,研究分担者;内藤哲雄,石鍋浩,松田勇一,青木香代子,連携研究者;瀬尾匡輝 本研究では日本社会における「外国人」と「日本人」の異文化相互理解の実態とその特徴について認知的・情意的な観点から質的に検証し、外国人と日本人の相互理解と相互交流の課題と問題点を探る。外国人は日本在住期間及び日本人との接触頻度によるデータ(①ニューカマー②オールドカマー③その他の外国人)と、日本人は外国在住経験及び外国人との接触頻度によるデータ(①外国生活を有する日本人②外国生活を有しない日本人<外国人との接触頻度が高いか低いか>)を収集・分析し「日本人と外国人がともに暮らす日本社会」に対して双方がどのように捉えているのかについて質的に検討する。
  2. 非漢字圏アジア留学生のための日本語教育と理工系専門教育の高大接続を目指す協働研究 科研費 基盤研究(B) 2016/04/01-2020/03/31 研究代表者;太田亨,研究分担者;村岡貴子,安龍洙,畝田谷桂子,佐藤尚子,佐々木良造,足立裕子,金美蘭,齋藤武久,藤田清士,菊池和徳,長谷川貴之 本研究では非漢字圏日本語学習者(主に韓国、東南アジア)を対象に、日本語教育と理工系専門教育の高大接続の実施状況のデータを収集し、教材及び教授法の開発を試みる。
  3. 外国人と日本人の相互理解に関する質的実証研究 科研費 基盤研究(C) 2012/04/01-2016/03/31 研究代表者;安龍洙,研究分担者;内藤 哲雄,杉浦秀行,池田庸子,松田勇一,奥村圭子,石鍋浩,藤原智恵美 本研究では、内藤(1994)が開発したPAC分析法を用いて、1)外国人の対日観、2)日本人の異文化観について探った。その結果、外国人の対日観には、国籍、出身地域による対日観の相違点が存在する一方で、国籍、出身地域に関わらず共通した対日観も多く存在することがわかった。また、外国人の対日観の変化においては、日本人との接触頻度の高さと滞在期間の長さがポジティブな対日観へ変化する要因として働く可能性が高いことが示された。日本人の異文化観においては、海外在住経験が異文化理解の深化や留学に対する高い動機づけになってことや、日本の伝統の良さを再発見のように、自国観に対する質的変化が起きていることが示された。
  4. 日韓プログラム予備教育における総合的な「日韓共同(協働)教育」を目指す実践的研究 科研費 基盤研究(B) 2012/04/01-2015/03/31 研究代表者;太田亨,研究分担者;村岡貴子,西村謙一,畝田谷桂子,安龍洙,菊池和徳,藤田清士,高田良宏,酒勾康裕 本研究は、日韓プログラム予備教育の共同(協働)教育を目指した実践的研究として、4つの下位ユニットから成る。まず、数学の論証から学習者が日本語の文章を通じ論理の問題をどう解くかの過程を検証した。次に、日本語と数学、物理の教員が協働して授業を行うコラボ授業を実施し、その効果を検証した。また、物理用語集のPDF版を公開するとともに、数学用語集の基本語彙選定の作業を行った。そして最後に、日韓プログラムに関するシンポジウムを開催し、同プログラムが日韓友好に果たしてきた意義を確認するとともに、2020年以降も第3次事業としてプログラムを継続すべきという主張を行い、その実施方法に関する具体的な提言を行った。
  5. 外国人と日本人の相互理解における認知的・情意的側面に関する実証的研究 科研費 基盤研究(C) 2008/03/31-2012/04/01 研究代表者;安龍洙,研究分担者;八若壽美子,池田庸子,藤原智栄美,内藤哲雄 本研究では、PAC分析法を用いて、外国人の対日観及び日本人の外国観を探り、異文化理解の諸問題について実証的な分析を行った。その結果、国籍の異なる外国人の対日観において共通点が多く存在しており、対日イメージについてかなり複雑に捉えていることが明らかにされた。また、日本人の外国人観においてもいくつか興味深い共通点が見られた。

著書

  1. 『心がつくる人生』(韓国語訳) 安龍洙 社団法人 韓国道徳科学研究協会 2004
  2. 『JAPANESE WORD POWER 2』 安龍洙 東洋文庫(韓国,ソウル) 1993
  3. 『JAPANESE WORD POWER 1』 安龍洙 東洋文庫(韓国,ソウル) 1993

論文

  1. 研究論文(大学,研究機関紀要) 単著 日韓プログラム予備教育生の日本留学に関する意識について 安龍洙 茨城大学留学生センター紀要 15, 1-12 2017
  2. 研究論文(大学,研究機関紀要) 共著 看護専攻留学生の専門領域学習観は学年ごとにどのような質的特徴を持つか -PAC分析による学年別の事例の検討 石鍋浩,松田勇一,安龍洙 茨城大学留学生センター紀要 15, 29-40 2017
  3. (MISC)研究発表要旨(全国大会,その他学術会議) 共著 韓国人理工系学部予備教育生の「論理」に対するレディネスの実態-日本語教育と数学教育のコラボ授業の答案とアンケートの考察を通して- 太田亨,菊池和徳,安龍洙,村岡貴子 第19回専門日本語教育学会研究討議会誌 15, 14-15 2017
  4. 研究論文(学術雑誌) 共著 医療留学専攻留学生の専門領域学習観のスキーマに関するPAC分析を利用した事例研究 石鍋浩,松田勇一,安龍洙 留学生交流・指導研究 18, 45-56 2016
  5. (MISC)研究発表要旨(全国大会,その他学術会議) 共著 医療専攻留学生の専門領域学習観の質的変化の検討 石鍋浩,松田勇一,安龍洙 第18回専門日本語教育学会研究討論会誌 14, 24-25 2016

研究発表

  1. 口頭発表(一般) 韓国人理工系学部予備教育生の「論理」に対するレディネスの実態-日本語教育と数学教育のコラボ授業の答案とアンケートの考察を通して- 第19回専門日本語教育学会研究討論会 2017/03/03
  2. 口頭発表(一般) 医療専攻留学生の専門領域学習の質的変換の検討-PAC分析を用いた縦断研究- 第18回専門日本語教育学会研究討論会 2016/03/04
  3. ポスター発表 医療福祉専攻留学生支援のための学習動機の個人別態度構造に関する質的研究 第5回国際医療福祉大学学会学術大会 2015/08/30
  4. 口頭発表(一般) 医療専攻留学生の専門領域学習観に関するPAC分析を用いた事例研究」 第17回専門日本語教育学会研究討論会 2015/03/07
  5. 口頭発表(一般) 「留学生指導」領域へのPAC分析の応用可能性について 第 1 回留学生交流・指導研究会 2013/02/05

所属学協会

  1. 国立大学留学生指導研究協議会
  2. アジア・ヨーロッパ未来学会
  3. 日本語教育学会
  4. 第二言語習得研究会
  5. 韓国日本近代学会

委員歴

  1. 国立大学留学生指導研究協議会 代表幹事 2016/07/01-現在
  2. アジア・ヨーロッパ未来学会 理事 2011/01/01-現在
  3. 茨城県国際化推進計画策定会議 委員 2005/10-2006/03
  4. 大韓民国教育科学技術部(韓国文科省)国立国際教育院「韓日(日韓)共同理工系学部留学生事業」 メンター教授 2011/05-2013/05
  5. 国立大学留学生指導研究協議会 副代表幹事 2012/07/01-2016/06/30