茨城大学
教育学部
学校教育教員養成課程(英語教育)

顔写真
教授

君塚 淳一

キミヅカ ジユンイチ
KIMIZUKA Junichi

経歴

  1. 中国短期大学英語英文科専任講師 1993/04/01-1997/03/31
  2. 中国短期大学英語英文科助教授 1997/04/01-1999/09/30
  3. 茨城大学教育学部助教授 1999/10/01-2006/03/31
  4. 茨城大学教育学部教授 2006/04/01-現在

学位

  1. 文学修士

教育・研究活動状況

アメリカ文学(ユダヤ系、アフリカ系作家)、アメリカ文化(1920年代文化、1960年代文化、アメリカ映画、大衆文化)、人種問題など。
ユダヤ系作家では、現代ユダヤ系小説家Bernard Malamudや Paul Austerなどを中心に,19世紀末から20世紀初頭の移民文学としての Abraham Cahan, Michael Goldなどを同化の問題やユダヤ人としてのアイデンティティの問題、また二次大戦後はホロコーストの問題などを作家がどう扱い描いているのかをテーマに研究している。一方、アフリカ系作家ではWASPが中心とされる白人アメリカでいかに人種問題と向き合うかをRichard Wrightの作品を通して,また黒人で女性という立場、アフリカをどうアメリカ黒人が自身の中で認識するかを Alice Walkerの作品を通して研究している。1920年代ではハリウッド映画産業の勃興とユダヤ系社会の関係、ハーレムルネッサンスのアフリカ系アメリカ人に対し、黒人民族主義と分離主義を標榜したマーカス・ガ―ヴェイを比較し研究している。1960年代論は、対抗文化の中で起きた様々な若者文化を比較研究、人種問題からニューシネマ、ロック、など幅広く文化論を展開している。また映画では文学と同様な研究方法を用いての映画分析を研究し、論文、著書のほか映画評なども執筆している。

研究分野

  1. アメリカ文学

研究テーマ

  1. ユダヤ系アメリカ作家とアイデンティティ
  2. アフリカ系アメリカ作家と公民権運動
  3. アメリカ・ハリウッド映画作品研究(映像文学研究) 映像作品を映像文学として作品研究を行う。

著書

  1. 「マーカス・ガーヴェイとハーレム・ルネッサンスの黒人たち―その反目の裏表ー」 君塚淳一 茨城大学教育学部 研究課題番号 24520269 2017/03/20
  2. 『ジョン・ブラウンの屍を超えてー南北戦争とその時代』 第3章序文「ジョン・ブラウンとその反響」、1節「WEBデュボイスによる伝記」 金星堂 2016/03/25 978-4-7647-1154-9 奴隷制時代に逃亡奴隷の援助をする秘密組織「地下鉄道」に関わり、1859年には仲間と息子たちと共に武器を携えて南部に潜入し、奴隷解放を訴えるが、失敗に終わり処刑されるブラウンを、南部と北部を通して、人間に迫り再考する日本初の研究書。
  3. 『エスニック研究のフロンティア』   多民族研究学会編 金星堂書店 2014/03/31 会発足10周年を記念する記念論集に、「ジョナサン・ローゼンの新たなるユダヤ性への挑戦――『ジョイ・カムズ・イン・ザ・モーニング』を中心に」と題して、現代ユダヤ系作家ジョナサン・ローゼンの作品を新たな視点で論じた。 
  4. 亡霊のアメリカ文学:豊穣なる空間 国文社 2012/08/31
  5. 『バード・イメージ:鳥のアメリカ文学』 松本昇ほか編 金星堂書店 2010/04/30 アメリカ文学作品中における「鳥のイメージ」を分析。その中でBernard Malamudの"Jewbird"を取り上げ、そのイメージが示すユダヤ的な伝統文化を分析した。

論文

  1. 研究論文(学術雑誌) 単著 「異文化と自文化を考えるシンポジウム:異文化と自文化のせめぎあい」 君塚淳一 『異文化研究』 茨城大学教育学部 異文化研究の会 1, 1-3 2017/03/20
  2. 研究論文(学術雑誌) 単著 MESAシンポジアム特集:自伝・日記・体験記ー記録された体験を現在に接続するーBooker T. Washington 再評価に見る「教育」「産業」「人種」ー闘うより相手の懐に入り込み、油断させいずれは天下をとれー 君塚淳一 『多民族研究』 金星堂 9, 7-16 2016/03/31 978-4-7647-1159-4
  3. 研究論文(学術雑誌) 単著 書評 国家が直面してきた人種とジェンダーをアメリカ文学はどう書いてきたか:『ハイブリッド・フィクション:人種と性のアメリカ文学』 君塚淳一 『多民族研究』第8号 第8, 107-109 2015/03/31
  4. (MISC)総説・解説(大学・研究所紀要) 単著 The Monkees ― British Invasionが生んだ1960年代アメリカン・ポップ・バンドの光と影 君塚淳一 茨城大学教育学部紀要(人文・社会科学・芸術) 第64, 1-9 2015/03/31
  5. (MISC)総説・解説(大学・研究所紀要) 単著 「ガーヴェイとワシントンにとっての大衆・教育・自立」 茨城大学教育学部紀要(人文・社会) 2014/03/31

研究発表

  1. 口頭発表(一般) 「The Monkees―British Invasionが生んだ1960年代アメリカン・ポップ・バンドの光と影」 ポップカルチャー学会第48回例会 2013/12/21 The Beatlesに始まるアメリカへのBritish Invasionに対抗して生み出されたThe Monkeesをめぐるアメリカの音楽産業の背景の光と影を分析した。
  2. 口頭発表(一般) 「ガーヴェイとワシントンにとっての大衆・教育・自立」 英米文化学会第142回例会 2013/11/09
  3. 口頭発表(一般) 「ジョン・ブラウンの屍を超えて:南北戦争とその時代」 九州アメリカ文学会 2007/05/13
  4. 口頭発表(一般) In Her Shoesにおける《伝統からの脱却》と《新たなる家族の形》-現代ユダヤ系女性作家Jeniffer Weiner の挑戦 英米文化学会121回例会 2006/11/11
  5. 口頭発表(一般) 現代ユダヤ系アメリカ人作家と多民族国家アメリカ 多民族研究学会 2006/07/22

芸術活動、建築作品等

  1. その他 『ホロコーストとトラウマ』シンポジウム 2001-現在
  2. その他 シンポジウム・ロ口頭発表┣DBPicture Fidelman(/)-┫DBにおけるパロディと入れ替えの仕組み 1999-現在
  3. その他 風と共に去りぬ(英文テキスト) 1996-現在
  4. その他 地球ってこんなにおもしろい 1994-現在
  5. その他 現代アメリカ文学のアンチ・ドリーマたち 1994-現在

受賞

  1. 推奨授業(茨城大学) アメリカンポップカルチャーと日本(人間・文化科目教養) 2004/04/21
  2. 第1回日本マラマッド協会賞 学術部門 1998

所属学協会

  1. 英文学会
  2. 黒人研究の会
  3. 英米文化学会
  4. 日本マラマッド協会
  5. アメリカ学会

委員歴

  1. 英米文化学会 副会長 2015/04/01-現在
  2. 多民族研究学会 副会長 2012/04/01-現在
  3. 英米文化学会 理事(編集委員長) 2011/10/01-現在