茨城大学
農学部
地域総合農学科

顔写真
教授

井上 栄一

イノウエ エイイチ
INOUE Eiichi

経歴

  1. 茨城県農業総合センター生物工学研究所流動研究員 1995/04/01-1996/11/30
  2. 茨城大学助手 農学部 1996/12/01-2000/01/31
  3. 東京農工大学助手 大学院連合農学研究科(併任) 1997/07/01-2004/03/31
  4. 茨城大学助手 遺伝子実験施設(配置換) 2000/02/01-2004/03/31
  5. 文部科学省在外研究員(国際園芸研究所,連合王国) 2001/10/30-2002/10/29
  6. 国立大学法人茨城大学助教授 農学部(昇任) 2004/04/01-2007/03/31
  7. 国立大学法人東京農工大学助教授 大学院連合農学研究科(併任) 2005/04/01-2007/03/31
  8. 国立大学法人茨城大学准教授 農学部 2007/04/01-2016/03/31
  9. 国立大学法人茨城大学 教授 農学部 2016/04/01-現在

学歴

  1. 東京農工大学 連合農学研究科 博士 1996 修了
  2. 茨城大学 農学研究科 修士 1993 修了
  3. 茨城大学 農学部 1991 卒業

学位

  1. 修士(農学) 茨城大学 1993/03
  2. 博士(農学) 東京農工大学 1996/03

教育・研究活動状況

ニホンナシの開花 ニホンナシ‘豊水’のみつ症
ニホンナシの開花 ニホンナシ‘豊水’のみつ症
ニホングリ 収穫直後のレンコン‘たまみのり’
ニホングリ 収穫直後のレンコン‘たまみのり’

 教育では、生物生産科学科 植物生産科学カリキュラムにおいて、園芸学分野(担当授業科目:果樹学、果樹学各論、園芸学実験、他)の教育を担当している。特に、専任として担当している園芸作物開発学では、園芸作物の中でも、永年性木本である果樹の栽培や有用遺伝資源の利用に関する教育を行っている。一方、教養教育では、農学基礎(食料)と生物学の基礎を担当(分担)している。
 研究では、茨城県特産の園芸作物であるニホンナシ、ニホングリ、レンコンを主な研究対象としている。ニホンナシにおいては、果実の品質を悪化させる生理障害(みつ症状果)の発生機構についての研究、DNAマーカーの開発とそれを用いることによる遺伝解析および育種選抜への応用に関する研究を行っている。ニホングリでは、マイクロサテライトマーカー等を用いて、東アジアを中心とした遺伝資源の分類を行いっている。さらに、ニホングリと野生種との間で種間雑種を作出し、それを材料として遺伝学的連鎖地図の構築とQTL解析を行っている。レンコンでは、収穫後品質の向上と機能性を生かした加工品やレシピの展開による、国産レンコンのブランド力の強化研究プロジェクトを運営している。

研究分野

  1. 園芸学・造園学
  2. 果樹園芸学/果樹学

研究テーマ

  1. 果実の生理障害の発生機構に関する研究 ニホンナシ果実のみつ症は果肉部が成熟にともない水浸状を呈する生理障害であり,発症した果実は果肉の褐変や,日持ち性の低下などにより,商品価値が著しく低下するため問題となっている.現在までに,ニホンナシみつ症の発生機構については,生理・生化学的な研究の報告はあるが,遺伝的な要因はほとんど明らかになっていない.本研究では,果実にみつ症が発生する際の遺伝的機構を解明し,得られた知見をもとに遺伝学的アプローチによって,その予防法を開発することを最終目的としている. 2003-2015
  2. 園芸作物におけるDNAマーカーおよび遺伝子マーカーの開発と応用に関する研究 各種園芸作物を対象として,SSRマーカー等を中心としたDNAマーカーの開発研究とそれらを高度利用するための応用研究を行っている.最終的には有用形質を選抜するための遺伝子マーカーの開発を目指している. 2000-2013
  3. ガンマ線照射による園芸作物の突然変異誘発と変異拡大に関する研究 放射線育種場におけるガンマルームおよびガンマフィールドを利用して,ヒマワリ等の園芸作物について変異の拡大を試みている. 2004-2013

共同・受託研究希望テーマ

  1. SSR濃縮ゲノムライブラリー作製(生物種は問いません) 産学連携等、民間を含む他機関等との共同研究を希望 技術相談,受託研究,共同研究
  2. SSR遺伝子座の検出と解析(生物種は問いません) 産学連携等、民間を含む他機関等との共同研究を希望 技術相談,受託研究,共同研究
  3. 遺伝子マーカーによる作物品種の識別技術の開発と応用 産学連携等、民間を含む他機関等との共同研究を希望 技術相談,受託研究,共同研究
  4. 遺伝子マーカーを利用した作物品種保護技術の開発 大学等の研究機関との共同研究を希望 技術相談,受託研究,共同研究

論文

  1. 研究論文(学術雑誌) 共著 Hybridization of highbush blueberry (Vaccinium corymbosum) in section Cyanococcus with two Vaccinium section Bracteata species native to subtropical Asia Chieko Miyashita, Eiichi Inoue, Tetsuya Yamada, Isao Ogiwara Scientia Horticulturae Elsevier 241, 225-230 2018/07/12 0304-4238 10.1016/j.scienta.2018.07.004x
  2. 研究論文(学術雑誌) 共著 Phylogenetic analysis of Mangifera from central region of Sumatra using trnL-F intergenic spacer FITMAWATI, ROSLINA FAUZIAH, IBNA HAYATI, NERY SOFIYANTI, EIICHI INOUE, DEDEN DERAJAT MATRA BIODIVERSITAS 18/ 3, 1035-1040 2017/07 1412-033X 10.13057/biodiv/d180322
  3. 研究論文(学術雑誌) 共著 De novo transcriptome assembly of mangosteen (Garcinia mangostana L.) fruits Deden Derajat Matra, Toshinori Kozaki, Kazuo Ishii, Roedhy Poerwanto, Eiichi Inoue Genomics Data Elsevier 10, 35-37 2016/10/10 2213-5960 10.1016/j.gdata.2016.09.003
  4. 研究論文(学術雑誌) 共著 Analysis of Allelic Diversity and Genetic Relationships Among Cultivated Mangosteen (Garcinia Mangostana L.) in Java, Indonesia Using Microsatellite Markers and Morphological Characters Deden Derajat Matra, Roedhy Poerwanto, Edi Santosa, Sobir, Hisao Higashio, Hiroyuki Anzai, Eiichi Inoue Tropical Plant Biology Springer 9/ 1, 29-41 2016/02/15 1935-9756 10.​1007/​s12042-016-9161-8
  5. 研究論文(学術雑誌) 共著 Identification of QTLs controlling harvest time and fruit skin color in Japanese pear (Pyrus pyrifolia Nakai) Toshiya Yamamoto, Shingo Terakami, Norio Takada, Sogo Nishio, Noriyuki Onoue, Chikako Nishitani, Miyuki Kunihisa, Eiichi Inoue, Hiroyoshi Iwata, Takeshi Hayashi, Akihiro Itai and Toshihiro Saito Breeding Science 64/ 4, 351-354 2014/12 10.1270/jsbbs.64.351

研究発表

  1. ポスター発表 フクレミカンの果実生長にともなうポリフェノール含有量と抗酸化活性の変動 園芸学会平成27年度秋季大会 2015/09/27
  2. ポスター発表 シイタケにおけるSSR マーカー開発と品種識別 日本きのこ学会第19回大会 2015/09/05
  3. ポスター発表 改良根箱を用いた台木用カボチャの耐湿性評価 園芸学会平成27年度春季大会 2015/03/29
  4. ポスター発表 ブルーベリーおよび日本在来野生種を含めたスノキ属植物8種類間の交雑親和性の評価 園芸学会平成27年度春季大会 2015/03/29
  5. ポスター発表 ニホンナシのF1分離集団における樹体生理の変異 園芸学会平成27年度春季大会 2015/03/29

知的財産権

  1. 特許 ヤーコンシロップの製造方法及び該製造方法によって得られるヤーコンシロップ 特願2011-007006 2011/01/17

担当授業科目

  1. 生物学の基礎
  2. 食料の安定生産と農学
  3. 園芸資源植物学
  4. 園芸学実験
  5. 生物学の基礎

所属学協会

  1. 園芸学会
  2. 国際園芸学会
  3. アメリカ園芸学会
  4. 茨城県果樹研究会 2010/01-現在
  5. 茨城県花き研究会

委員歴

  1. JAXA 専門委員 2016/04-2017/03/31
  2. JAXA 専門委員 2015/04-2016/03/31
  3. JAXA 専門委員 2014/04-2015/03/31
  4. JAXA 専門委員 2012/04-2013/03/31
  5. JAXA 専門委員 2011/04-2012/03/31