茨城大学
農学部
食生命科学科

准教授

金澤 卓弥

カナザワ タクヤ
KANAZAWA Takuya

その他の所属・職名

  1. 地球変動適応科学研究機関(ICAS)

学位

  1. 農学博士 東京大学

教育・研究活動状況

哺乳類の雄性生殖器官および乳腺の器官形成の仕組みを細胞間相互作用の観点から分子細胞生物学的手法を用いて研究している。これに関連する研究課題を卒論学生および大学院生に与え、研究指導している。乳癌の予防および治療に結びつく基礎研究、ならびに代謝症候群発症に関連する研究を学外の研究者と共同研究している。

研究分野

  1. 動物育種繁殖学
  2. 細胞生物学
  3. 発生生物学

研究キーワード

  1. 動物育種繁殖学、細胞生物学、発生生物学、乳腺、乳腺脂肪、骨格筋、精巣、減数分裂、代謝症候群

著書

  1. 日仏生物学会誌第52巻 金澤卓弥 日仏生物学会発行、早崎峯夫編集 2012/10/31 0081-1106 マウス乳腺上皮細胞の顕著な過形成的増殖を刺激する間質細胞あるいは胎児間充織細胞の作用様式を調べるために開発した共培養法とそれを用いて解明されたことを解説した。さらに、間質細胞あるいは胎児間充織細胞は傍分泌物質を放出して乳腺上皮の過形成的増殖を刺激することが新たに解明され、この作用が乳癌発生の段階で発癌プロモーションとの役割を果たす可能性について解説した。
  2. Fetal stromal cells produce α-TGF that elicits some preneoplastic traits in adult mammary epithelium Howard L. Hosisck, ..., Takuya Kanazawa Hormonal Carcinogenesis, Springer-Verlag, New York, Berlin, Heidelberg, London, Paris, Tokyo, Hong Kong, Barcelona Budapest 1992
  3. マウス乳腺上皮細胞の増殖、分化---培養系での正常乳腺上皮細胞と株化乳癌細胞の比較 金澤卓弥、河本馨 組織培養 1986

論文

  1. 研究論文(学術雑誌) 共著 Transformed growth phenotype of mouse mammary epithelium in primary culture induced by specific fetal mesenchymes Takuya Kanazawa, Howard L. Hosick Journal of Cellular Physiology 153, 381-391 1992
  2. 研究論文(学術雑誌) 共著 Immunochemical demonstration of αs1- and β-casein in mouse mammary glands at early stages of pregnancy Takuya Kanazawa, Kaoru Kohmoto Journal of Histochemistry and Cytochemistry 50/ 2, 257-264 2002
  3. 研究論文(学術雑誌) 共著 Serine-rich region of the IL-2 receptor β-chain is required for activation of phosphatidylinositol 3-kinase Takuya Kanazawa, Marilyn Keeler, Lyuba Varticovski Cellular Immunology 156, 378-388 1994
  4. 研究論文(学術雑誌) 共著 Effects of 1α,25-dihydroxycholecalciferol and cortisol on the growth and differentiation of primary cultures of mouse mammary epithelial cells in collagen gel Takuya Kanazawa, Jumpei Enami, Kaoru Kohmoto Cell Biology International 23/ 7, 481-487 1999
  5. 研究論文(学術雑誌) 共著 A co-culture system for studies of paracrine effects of stromal cells on the growth of epithelial cells Takuya Kanazawa, Howard L. Hosisck Journal of Tissue Culture Methods 14, 59-62 1992

研究発表

  1. ポスター発表 Adipocyte differentiation induced by indomethacin and 3-isomethyl-1-butylxanthine in mammary stromal cells of retired mice in primary culture. The 17th Asian-Australasian Association of Animal Production Societies Animal Science Congress 2016/08/23 Effects of indomethacin and IBMX were studied in a primary cell culture system.
  2. 口頭発表(一般) 初代マウス乳腺間質細胞の脂肪細胞分化に及ぼすインドメタシン、イソブチルメチルキサンチンおよびトリヨードサイロニンの影響 第46回乳腺・泌乳研究会研究集会 2015/12/05
  3. 口頭発表(一般) Suppressive effects of ovarian steroid hormones on the expression of synaptonemal complex protein 1 in organ-cultured testis of neonatal mice World Congress of Reproductive Biology 2014 2014/09/03 URL 哺乳類雌雄間で減数分裂開始期が異なる現象の生理機構を解明することを目的として器官培養精巣を用いて雌性ステロイドホルモンによるシナプトネマ複合体構成タンパク質遺伝子の発現を免疫組織学的手法およびリアルタイムRT-PCR法により定量解析した結果、プロゲステロンおよびエストロゲンが可逆的に減数分裂開始を抑制することを実証した。
  4. 口頭発表(一般) 細胞培養系および生体移植系におけるマウス乳腺腫瘍由来株化樹立細胞の増殖に及ぼすニンニクエキスの効果 第23回乳癌基礎研究会 2014/08/27 ニンニクエキスによる乳癌細胞抑制効果について細胞培養系および生体移植系で検証実験した結果、細胞培養系では明らかな抑制効果を認めたが生体系ではより詳細な検討が必要であることがわかった。
  5. 口頭発表(一般) 減数分裂開始期のマウス精巣におけるシナプトネマ複合体構成タンパク質遺伝子の定量的発現解析 第106回日本繁殖生物学会大会 2013/09/12 減数分裂時に相同染色体同士を対合させるためのシナプトネマ複合体が形成されることが必要だが、マウス精巣における減数分裂開始期における複合体を構成する7種類のタンパク質コード遺伝子の発現量を定量し、さらにタンパク質レベルで解析した結果を報告した。

担当授業科目

  1. 動物細胞工学
  2. 動物細胞工学特論Ⅱ
  3. 動物科学実験IV
  4. 畜産学
  5. 農学基礎(食料)

所属学協会

  1. 日本動物学会 1995/09/01-現在
  2. 乳腺・泌乳研究会 1985/10/01-現在

委員歴

  1. 乳腺・泌乳研究会 代表 2016/11/05-現在
  2. 乳腺・泌乳研究会 代表 2013/11/30-2016/11/05