茨城大学
農学部
食生命科学科

顔写真
教授

白岩 雅和

シライワ マサカズ
SHIRAIWA Masakazu
  • 1960年生まれ

経歴

  1. 茨城大学助手農学部 1990/07-1995/02
  2. 茨城大学助教授農学部 1995/03-2008/03
  3. 茨城大学教授農学部 2008/04/01-現在

学歴

  1. 東北大学 農学部 食糧化学 1984
  2. 東北大学 農学研究科 食糧化学 博士 1990 修了

学位

  1. 農学博士 東北大学

教育・研究活動状況

高等植物は、蛋白質、脂質、核酸、炭水化物のような生命に不可欠な生体物質(一次代謝産物)の他に、一次代謝系の延長として一次代謝の中間物質より派生した経路によって多種多様な有機化合物(二次代謝産物)を大量に生産し、蓄積しています。これらの植物成分は、薬用、香辛料、工業原料として昔から人間の生活において多方面に利用されてきました。一方、これらの成分が植物体内で合成される経路や植物における生理的役割については最近までほとんど注目されず、植物にとってはただの老廃物であると見なされてきました。しかしながら、この分野の研究はここ20年ほどの間に急速に進展し、これらの二次代謝産物が植物自体の生体防御や生長に重要な役割をしていることが明らかとなってきました。
 本研究グループでは、現在そして将来的にも食糧資源として重要な大豆などを材料として、これらに含まれるサポニンなどの生理活性成分の化学構造の決定、薬理作用の評価、植物体における代謝経路の推定と生理的役割の解明を行っています。さらに、サポニンなどの生理活性成分の代謝に関与する酵素群の機能や構造を解析した後、これらの機能を植物体中で人為的にコントロールし、これらの物質の代謝系を制御することによって、食味性、食品機能性、および植物のストレス耐性などの観点から食糧資源としての大豆やキクイモなどの付加価値を向上させることを目指しています。

研究分野

  1. 食品科学

研究キーワード

  1. 大豆
  2. キクイモ
  3. サポニン
  4. 抗肥満活性
  5. 抗がん活性
  6. 抗炎症活性

研究テーマ

  1. 食用植物に含まれる生理活性成分の生合成経路と生理機能の解明およびその応用に関する研究

著書

  1. 納豆の研究法(第5章 機能性成分分析法 4.サポニン) 白岩雅和(木内幹監修) 株式会社恒星社恒星閣 2010/03/10
  2. 種子の科学とバイオテクノロジー (第3章 種子成分の生合成と生化学 10.種子の二次代謝(ダイズサポニン)) 白岩雅和(原田久也監修) 学会出版センター 2009/03
  3. 機能性糖質素材の開発と食品への応用(【配糖体・糖誘導体・その他】第9章 大豆サポニンの機能性) 白岩雅和(井上國世監修) シーエムシー出版 2005/08/31

論文

  1. 研究論文(学術雑誌) 共著 Molecular characterization of a novel soybean gene encoding a neutral PR-5 protein induced by high-salt stress. Tachi H, Fukuda-Yamada K, Kojima T, Shiraiwa M, Takahara H. Plant Physiol Biochem. 47, 73-79 2009/01
  2. 研究論文(学術雑誌) 共著 Crucial Role of MZF1 and Sp1 for the Transcriptional Regulation of the Peptidylarginine Deiminase Type I Gene (PADI1) in Human Keratinocytes S.Dong, S.Ying, T.Kojima, M.Shiraiwa, A.Kawada, M.C.Méchin, V.Adoue, S.Chavanas, G.Serre, M.Simon, H.Takahara J. Invest. Dermatol. 128, 549-557 2008/03
  3. 研究論文(学術雑誌) 共著 Molecular characterization of a novel salt-induible gene for an OSBP (oxysterol-binding protein)-homologue from soybean D.Y.Li, H.Inoue, M.Takahashi, T.Kojima, M.Shiraiwa, H.Takahara GENE 407, 12-20 2008/01
  4. 研究論文(学術雑誌) 共著 Purification and characterization of three neutral extracellular peroxidase isoenzymes from rye leaves Satoshi Murakami, Hidenari Takahara, Masakazu Shiraiwa Phytochemistry 68, 777-784 2007/03
  5. 研究論文(学術雑誌) 共著 Molecular cloning and characterization of a salt-inducible gene encoding an acidic isoform of PR-5 protein in soybean (Glycine max [L.]Merr.) Mari Onishi, Hiroyuki Tachi, Toshio Kojima, Masakazu Shiraiwa, Hidenari Takahara Plant Physiol. Biochem 44, 574-580 2006/10

研究発表

  1. 口頭発表(一般) キクイモ塊茎に含まれる抗炎症成分の探索 日本農芸化学会2017年度大会 2017/03/18
  2. ポスター発表 キクイモ塊茎に含まれる白血病細胞増殖抑制成分の解明 日本農芸化学会2016年度大会 2016/03/28
  3. 口頭発表(一般) キクイモ塊茎に含まれる前立腺ガン細胞増殖抑制成分の探索 日本農芸化学会2014年度大会 2014/03/30
  4. 口頭発表(一般) Aグループサポニンの大豆種子発芽における生理機能の解明 日本農芸化学会2014年度大会 2014/03/29
  5. 口頭発表(一般) 発芽大豆根におけるDDMPグループサポニンの活性酸素種代謝制御による根伸長メカニズム 日本農芸化学会2014年度大会 2014/03/29

担当授業科目

  1. 栄養化学
  2. 食品生化学特論
  3. 生物機能分子学
  4. 生化学実験
  5. 化学II

所属学協会

  1. 日本農芸化学会
  2. 種子生理生化学研究会