カバークロップを活用した持続可能な農地管理システムに関する研究 農耕地の持続的利用にむけた耕地生態系の最適管理システムについて、その管理手法の開発と評価を行う。ならびに確立された技術の農家への普及を行なっている。現在、耕うん方法とカバークロップ作付との組み合わせによる耕地内循環システムの研究を行っている。そこでは、カバ-クロップが吸収した有機物が耕地生態系へ供給される中で、とくに窒素と炭素に注目し、栽培期間中のダイナミックな変化を農作業技術と関連付けて検討している.これらの課題追求により、資源循環と生態系の側面からも環境保全に資する農法の確立に寄与することを目指している.また、近年、注目されている有機農産物の生産についても、カバ-クロップ、米ぬかなどの有機物を活用した有機栽培体系の確立に関する研究も実施している.
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