茨城大学
理工学研究科(工学野)
物質科学工学領域

顔写真
准教授

西 剛史

ニシ ツヨシ
NISHI TSUYOSHI

プロフィール

  1.  実用材料の大量生産、生産ラインの設計、プラントの安全性評価、いずれも工業的には避けて通れないプロセスです。しかし、高温における物性値なくしてこれらのプロセスを正確に評価することは不可能です。私たちは、精度を確認した上で高温における実用材料の物性値を取得していくと共に、材料組織や構造を把握することで、得られた物性値の原因究明を目指します。2030年頃には今の職業の半分程度が自動化などにより消滅されると予測されています。このような社会でも第一線で活躍していくには、(1)問題解決に主体的に取り組む能力、(2)企画力や創造力などのクリエーティブな能力、(3)コンピューターやロボットが発達しても恐らく到達できないであろう人間としての感性、の3つの能力を備える必要があると考えられています。私は1人でも多くの学生が卒業研究や大学院での研究を通じてこれらの能力を持った社会人になるよう少しでもサポートできればと考えています。

経歴

  1. 日本原子力研究所 博士研究員 2004/04/01-2005/09/30
  2. 日本原子力研究開発機構 博士研究員 2005/10/01-2006/03/31
  3. 日本原子力研究開発機構 研究員 2006/04/01-2013/06/30
  4. 日本原子力研究開発機構 研究副主幹 2013/07/01-2015/03/31
  5. 茨城大学工学部 准教授 2015/04/01-現在

学歴

  1. 東京理科大学 基礎工学部 材料工学科 1999/03 卒業
  2. 東北大学 工学研究科 材料加工プロセス学専攻 博士前期 2001/03 修了
  3. 東北大学 工学研究科 材料加工プロセス学専攻 博士後期 2004/03 修了

学位

  1. 博士(工学) 東北大学 2004/03/25

研究分野

  1. 金属物性
  2. 無機材料・物性

研究キーワード

  1. 材料設計に必要な高温における実用材料の熱物性測定・評価

研究テーマ

  1. 溶融合金の粘性率測定、複合材料の物性評価

競争的資金等の研究課題

  1. 安定生産プロセスを目指した鉛フリーはんだの材料設計システムの構築 科研費以外 2016/04/01-2019/03/31
  2. 鉛フリーはんだの大量生産に向けた共軸二重円筒回転粘度計による粘度測定に関する研究 科研費 2016/04/01-2019/03/31
  3. 鋳造シミュレーションに資する物性データ取得による技術者の人材育成 科研費以外 平成27年度茨城大学COC地域人材育成プロジェクト 2015/08/01-2016/03/31

著書

  1. テキスト「核燃料サイクル」 松村 達郎、佐藤 匠、西 剛史 日本原子力学会 2015/07/15
  2. Comprehensive Nuclear Materials, 2.03 Thermodynamics and Thermophysical Properties of the Actinide Nitrides 宇埜正美、西 剛史、高野公秀 Elsevier 2011 原子力材料の最近の研究に関する広範なレビューの中で、アクチノイド窒化物燃料の熱的、機械的性質に関する章を分担執筆し、主に熱的性質を担当した。

論文

  1. 研究論文(学術雑誌) CaO-SiO2-Al2O3-R2O(R=La, Na, K)系溶融ケイ酸塩の熱伝導率と粘性率の関係 眞子巧巳、西 剛史、太田弘道、助永壮平、柴田浩幸 実験力学 19/ 1, 8-12 2019
  2. 研究論文(学術雑誌) 共著 フラッシュ法における解析時の熱拡散率精度の冷却時定数精度依存性 細野和也,西 剛史,太田弘道 熱物性 33/ 1, 10-15 2019
  3. 研究論文(学術雑誌) 共著 Annealing Cycle Dependence of Thermal Conductivity for Si-Ge-Au Thin Film Analyzed by Thermal Microscopy T. Nishi, T. Mayama, H. Ohta, Y. Okamoto Sensors and Materials MYU(Tokyo) 31/ 3, 743-749 2019
  4. 研究論文(学術雑誌) 共著 Thermal conductivities of alkali–silicate and calcium–alkali–silicate melts Tsuyoshi Nishi, Katsuya Ohnuma, Kento Tanaka, Takumi Manako, Yoshifumi Yamato, Hiromichi Ohta, Sohei Sukenaga, Hiroyuki Shibata, Toshiaki Kakihara Journal of Non-Crystalline Solids ELSEVIER 511/ 1, 36-40 2019
  5. 研究論文(学術雑誌) 共著 熱放射を考慮した簡便な半透明体の定常熱伝導率算出法のアプロ―チ 細野和也、西 剛史、太田弘道 熱物性 32/ 4, 151-156 2018

研究発表

  1. 口頭発表(一般) スポット周期加熱放射測温法を用いた高熱伝導放熱シートの熱伝導率測定 第39回熱物性シンポジウム 2018/11/16
  2. 口頭発表(一般) 面積熱拡散時間法を用いたプラスチックの熱拡散率測定 第39回熱物性シンポジウム 2018/11/14
  3. 口頭発表(一般) 表面加熱・表面検出レーザフラッシュ法を用いた金属基板上酸化膜の熱容量測定装置の開発 第39回熱物性シンポジウム 2018/11/14
  4. 口頭発表(一般) レーザスポット周期加熱放射測温法による各種標準試料の測定 第39回熱物性シンポジウム 2018/11/13
  5. 口頭発表(一般) フラッシュ法におけるラプラス空間解析時のラプラス変換 第39回熱物性シンポジウム 2018/11/13

受賞

  1. 日本金属学会 第2回若手講演論文賞 2005
  2. 第44回 日本原子力学会賞 論文賞 2012
  3. 日本原子力研究開発機構 理事長表彰 研究開発功績賞 2012
  4. 平成26年度 科学技術分野の文部科学大臣表彰 若手科学者賞 2014
  5. 第47回 日本原子力学会賞 論文賞 2015

担当授業科目

  1. 表面・界面工学
  2. 物理学【力と運動】
  3. 放射線と物質の解析Ⅱ
  4. マテリアル実験

所属学協会

  1. 日本原子力学会 2004-現在
  2. 日本金属学会 1999-現在
  3. 日本熱物性学会 2013-現在
  4. 日本鉄鋼協会 2018-現在

共同・受託研究実績

  1. 溶融ステンレス鋼-B4Cの粘度に関する研究 2016/04-2020/03 企業からの受託研究
  2. 球状黒鉛鋳鉄の品質向上に関する研究 2016/04-2019/03 国内共同研究
  3. 廃棄物に応じたガラス固化体の高温特性評価 2015/04-2019/03 企業からの受託研究