茨城大学
理学部
理学科(化学コース)

教授

西川 浩之

ニシカワ ヒロユキ
NISHIKAWA Hiroyuki

その他の所属・職名

  1. フロンティア応用原子科学研究センター

経歴

  1. デンマークリソ国立研究所博士研究員 1993/07/01-1994/03/31
  2. 東京都立大学理学部助手 1994/04/01-1999/03/31
  3. 東京都立大学大学院理学研究科助手 1999/04/01-2004/03/31
  4. 筑波大学大学院数理物質科学研究科助教授 2004/04/01-2007/03/31
  5. 筑波大学大学院数理物質科学研究科准教授 2007/04/01-2009/09/30
  6. 茨城大学理学部理学科教授 2009/10/01-現在

学歴

  1. 京都大学 工学部 石油化学科 1988/03 卒業
  2. 京都大学大学院 工学研究科 分子工学専攻 修士 1990/03 修了
  3. 京都大学大学院 工学研究科 分子工学専攻 博士後期 1993/07 修了

学位

  1. 博士(工学) 京都大学 1993/07

研究分野

  1. 機能物質化学
  2. 物理化学

研究キーワード

  1. 物性物理化学,機能性物質科学,分子性導体,有機超伝導体,錯体化学

研究テーマ

  1. 新規分子性導体の開発 電気伝導性を示す有機物質を新たに設計,開発し,極低温まで金属的な挙動を示す物質や超伝導転移を示す物質を新規に開発した。
  2. 縮小π電子系ドナーの開発および圧力誘起超伝導体の絶縁相を含む新電子相の探索 縮小π電子系ドナーを用いて圧力誘起超伝導体を新たに開発するとともに,その絶縁相の性質を明らかにした。また,電荷秩序相とMott絶縁相の間に位置すると考えられる物質系の開発も行っている。 2000-現在
  3. 分子性導体の光電変換系への応用 分子性導体の応用的な研究として,アクセプター分子であるフラーレンにTTFを連結した分子を新たに開発し,光誘起分子内電荷移動相互作用を利用することにより,光電変換デバイスの作製を行っている。 2000-現在
  4. 遷移金属錯体を用いた新しい磁性-伝導系の開発 電気伝導性を示すTTF誘導体を配位子に組み込むことにより,強い伝導電子と局在スピン間の相互作用が期待できる系の開発を行っている。常磁性金属錯体に特有のスピンクロスオーバ―や単分子磁石挙動を見出している。 2004-現在

著書

  1. Encyclopedia of Physical Organic Chemistry 山田順一,西川浩之 Wiley-VCH 2016
  2. TTF derivatives linking a dimethyldioxolane ring and their charge-transfer salts. Multifunctional Conducting Molecular Materials J. Yamada, Y. Kuri, R. Oka, H. Akutsu, S. Nakatsuji, H. Nishikawa, K. Kikuchi RSC Publishing 2007
  3. One-dimensional alternating anti- ferromagnetic chain accompanying charge ordering in DODHT organic Superconductors.Multifunctional Conducting Molecular Materials H. Nishikawa, A. Machida, T. Kodama, I. Ikemoto, K. Kikuchi, J. Yamada, H. Oshio RSC Publishing 2007
  4. Dihydro-TTFs and bis-fused 1,3-dithiol-2- ylidene donors.TTF chemistry: Fundamentals and application of tetrathiafulvalene J. Yamada, H. Nishikawa, K. Kikuchi Kodansha & Springer 2004
  5. Achiba13C NMR study of Ca@C74: cage structure and dynamics of a Ca atom inside the cage.Fullerenes and nanotubes vol 13 The Building Blocks of Next Generaion Nanodevices T. Kodama, R. Fujii, Y. Miyake, S. Suzuki, H. Nishikawa, I. Ikemoto, K. Kikuchi, Y. Pennington 2003

論文

  1. 研究論文(学術雑誌) 共著 New organic superconductors consisting of an unprecedented -electron donor. H. Nishikawa, T. Morimoto, T. Kodama, I. Ikemoto, K. Kikuchi, J. Yamada, H. Yoshino, K. Murata J. Am. Chem. Soc. 124, 730-731 2002 縮小π電子系ドナーであるDODHTからなる新規超伝導体の合成に成功し、構造と物性を解明した。
  2. 研究論文(学術雑誌) 共著 A new organic superconductor, (DODHT)2BF4•H2O. H. Nishikawa, A. Machida, T. Morimoto, K. Kikuchi, T. Kodama, I. Ikemoto, J. Yamada, H. Yoshino, K. Murata Chem. Commun. 494-495 2003 新規な圧力誘起超伝導体である表題物質の構造と物性を明らかにした。
  3. 研究論文(学術雑誌) 共著 Charge ordering and pressure-induced superconductivity in "-(DODHT)2PF6. H. Nishikawa, Y. Sato, T. Kodama, K. Kikuchi, I. Ikemoto, J. Yamada, H. Oshio, R. Kondo, S. Kagoshima Phys. Rev. B 72, 052510 2005 圧力誘起超伝導体である表題化合物の常圧下絶縁相が電荷秩序相であることを解明した。
  4. 研究論文(学術雑誌) 共著 Development of organic thin film devices based on Cu(II) complex with tetrathiafulvalene moieties in the ligands Mol. Cryst. Liq. Cryst 2015
  5. 研究論文(学術雑誌) 共著 Lability-controlled syntheses of hetrometallic clusters Angew. Chem. Int. Ed. 53, 2941-2944 2014

所属学協会

  1. 日本化学会 1983-現在
  2. アメリカ化学会 1998-現在
  3. 日本物理学会 2004-現在
  4. 分子科学会 2004-現在
  5. 錯体学会 2003-現在