茨城大学
農学部
地域総合農学科

顔写真
准教授

吉田 貢士

ヨシダ コウシ
YOSHIDA koushi
  • 1974年生まれ

経歴

  1. 科学技術振興機構 CREST研究員 2003/04/01-2005/08/31
  2. 東京大学農学生命科学研究科、講師 2005/09/01-2008/12/31
  3. 茨城大学農学部、准教授 2009/01/01-現在

学歴

  1. 東京大学 農学部 農業工学科 1997/03 卒業
  2. 東京大学 農学生命科学研究科 生物環境工学専攻 修士 1999/03 修了

学位

  1. 博士(農学)、東京大学 東京大学 2003/03

教育・研究活動状況

教育:水文学、農業水利学、水理学演習、水環境工学実験、測量実習、利水系の水理学(大学院)

研究:流域管理、作物生長モデル、

研究分野

  1. 農業土木学・農村計画学

研究キーワード

  1. 流域管理、水管理、流域水循環、作物生産、水生産性、炭素・窒素循環、GIS

研究テーマ

  1. アジアモンスーン地域における渇水リスクハザードマップの作成 アジアモンスーン地域では、今後も人口の増加が見込まれ、その人口を支える安定した食料供給が必要となります。しかし、灌漑システムが導入された農地はわずかで、大部分は降雨依存の天水田であるため米生産は不安定となります。渇水リスクは水の需要・供給バランスによって変化するため、河川における供給可能量と灌漑に必要な需要量の時間的・空間的変動を同時に評価する必要があります。そこで、気象条件をインプットデータとして大流域の水資源量を推定する水循環モデルと作物の生長量および灌漑必要水量を計算する作物モデルを構築し、渇水の状況把握や、渇水対策を立てる上で有用な渇水リスクハザードマップの作成を行い、適応策を導入した場合のリスク軽減量を評価します。 2002/10-2007/10
  2. 水田水温予測モデルを用いた水管理によるイネの不稔軽減法に関する研究 畑作物と異なり、湛水状態で栽培する水稲においては、人為的な水管理により水温をコントロールし、冷害や高温障害の影響を緩和させることが可能です。異常気象時に、農家は自衛的に水管理や栽培体系を変更しています が、早期植・深水灌漑・通水灌漑などによる水需要の時間的変動や短期的集中により、極端な場合では灌漑水の供給能力を超えてしまい、一時的な渇水状態に陥る地域が発生します。そこで、気象情報をインプットとして水田 の水温変化、稲の生長を予測するモデルを開発し、ため池の水温解析と連動して、いつ・どれくらいの灌漑を行うのが最も効果的かを導き、地域の水管理計画に役立てます。 2006/04-現在
  3. 圃場における炭素・窒素循環に関する研究 圃場における炭素・窒素の循環プロセスは土壌水分条件や温度条件により規定されます。植生の光合成による炭素固定や窒素吸収を作物生長モデルにより、土壌水分や地温条件を水・熱移動モデルにより解析し、水管理に伴う水田での脱窒量、メタン発生量や畑地における栄養塩溶脱量に関する評価を行います。 2008/04-現在

共同・受託研究希望テーマ

  1. 水田水管理の高度化
  2. 農地を対象とした水質汚濁物質流出機構の解明
  3. 人間活動、気候変動による環境影響評価

著書

  1. メガシティ5:スプロール化するメガシティ 村松伸編 第3章3.1の一部 東京大学出版会 2017/06/30 978-4-13-065155-4
  2. メガシティ6:高密度化するメガシティ 村松伸編 第5章の一部 東京大学出版会 2017/01/13 978-4-13-065156-1
  3. Development of an Environmentally Advanced Basin Model in Asia Kazuo Oki, Keigo Noda, Koshi Yoshida, Issaku Azechi, Masayasu Maki, Koki Homma, Chiharu Hongo and Hiroaki Shirakawa INTECH 2013/07/03 978-953-51-1174-0
  4. フィールドワークからの国際協力 荒木徹也、井上真編 昭和堂 2009/06/30 978-4-8122-0917-2
  5. Sustainable Rural Development in Indonesia Yoshida K., Goto A.and Shimizu, T. Gadjha Mada University Press. 2003 979-420-521-4

論文

  1. 研究論文(学術雑誌) 共著 A GIS-aided two-phase grey fuzzy optimization model for nonpoint source pollution control in a small watershed Maeda, S., Kuroda, H., Yoshida, K. and Tanaka, K. Paddy and Water Environment 15/ 2, 263-276 2017
  2. 研究論文(学術雑誌) 共著 Quantitative Evaluation of Spatial Distribution of Nitrogen Loading in the Citarum River Basin, Indonesia Koshi YOSHIDA, Kenji TANAKA, Keigo NODA, Koki HOMMA, Masayasu MAKI, Chiharu HONGO, Hiroaki SHIRAKAWA, Kazuo OKI Journal of Agricultural Meteorology 73, 31-44 2017
  3. 研究論文(学術雑誌) 共著 Effect of Land Use Change Driven by Economic Growth on Sedimentation in River Reach in Southeast Asia―A Case Study in Upper Citarum River Basin― Keigo NODA, Koshi YOSHIDA, Hiroaki SHIRAKAWA, Usep SURAHMAN, Kazuo OKI Journal of Agricultural Meteorology 73, 22-30 2017
  4. 研究論文(学術雑誌) 共著 Evaluation of the dynamics of the leaf area index (LAI) of rice in farmer's fields in Vientiane Province, Lao PDR Yoshihiro HIROOKA, Koki HOMMA, Masayasu MAKI, Kosuke SEKIGUCHI, Tatsuhiko SHIRAIWA, Koshi YOSHIDA Journal of Agricultural Meteorology 73, 16-21 2017
  5. 研究論文(学術雑誌) 共著 Thermal variations of water in the Nam Song stream/Mekong River: II. Experimental data and theoretical predictions Koshi Yoshida, Sho Shiozawa, Jiftah Ben-Asher Sustainable Water Resources Management 2016/03 10.1007/s40899-016-0043-x

研究発表

  1. 口頭発表(一般) メコン川流域における米収量の分布予測に向けた天水田水循環に基づく作物生産モデル 平成28年度農業農村工学会大会講演 2016/08/31
  2. 口頭発表(一般) 河川における流れの数値解析による魚類生息環境の評価 平成28年度農業農村工学会大会講演会 2016/08/31
  3. 口頭発表(一般) 魚の推定消費エネルギーを用いた農業用排水路における人工魚巣の有効性評価 平成27年度 農業農村工学会大会講演会 2015/10
  4. 口頭発表(一般) 湧水・地下水水質におよぼす単独面源負荷の影響 第66回 農業農村工学会関東支部大会 2015/10
  5. 口頭発表(一般) 異なる土地利用の蓄積窒素の動態に関する研究 第66回 農業農村工学会関東支部大会 2015/10

担当授業科目

  1. 水理実験
  2. 水理学演習
  3. 水文学
  4. 利水系の水理学

所属学協会

  1. ICID
  2. IAHS
  3. PAWEES
  4. 土木学会
  5. 水文・水資源学会