茨城大学
理工学研究科(工学野)
情報科学領域

講師

原口 春海

ハラグチ ハルミ
Haraguchi Harumi

経歴

  1. 茨城大学 工学部情報工学科 専任講師 2017/10/01-現在
  2. 神戸大学 システム情報学研究科 3Dスマートものづくり研究センター 学術研究員 2016/10/01-2017/09/30

学歴

  1. 神戸大学 システム情報学研究科 システム科学専攻 博士後期 2016/09/30 修了
  2. 福島大学 大学院経済学研究科 経営学専攻 修士 2011/09/30 修了

学位

  1. 博士(工学) 神戸大学 2016/09/23
  2. 経済学修士 福島大学 2011/09/30

免許・資格

  1. 図書館司書 2002/03/31

研究分野

  1. 生産システム

研究キーワード

  1. 生産システム,セル生産,人的要因,作業者配置問題,スケジューリング
  2. オペレーションズ・リサーチ
  3. 経営工学

研究テーマ

  1. セル生産における生産性と人的要因の関係に関する研究 2011/10/01-現在
  2. 製造工程の最適化シミュレーションと定量評価 2018/04/12-現在

競争的資金等の研究課題

  1. 鉄筋製造業における人的要因を考慮した作業者計画モデル 科研費以外 2018/07-2019/02
  2. セル生産システムにおける人的要因を考慮した最適化手法に関する研究 科研費 特別研究員奨励費 2014/04/25-2016/03/31 セル生産方式は1990 年代半ば頃から,最終組立工程における生産方式の新たな潮流として,世間の注目を集めるようになった.その後10 年近くの年月が過ぎ,製品需要の変化や国際競争の激化,モジュール化,非正規雇用の比重の増大など,日本の製造業を取り巻く環境が大きく変化する中で,セル生産方式は多様な展開を見せている.近年来,セル生産方式は日本製造企業の国内回帰現象を引き起こし,また企業の国際競争力の向上をもたらす重要な要因の一つとして,産業界に高く評価されている. セル生産は人的要因と生産性が密接に関わる労働集約的な生産システムであるが,教育や作業に対するモチベーションの維持,作業者の適性など,非技術的要因に関する研究報告が少なく,特に人的要因に関する定量的または統計的な研究は非常に少なく,十分に研究されたとは限らない.そこで,本研究ではセル生産の生産性に対する人的要因の影響を明確にし,一般モデル化をする. 平成27年度は,前年度に提案した新しい人的要因の指標「スキルインデックス」をおよび,本インデックスを使用したセル生産システムにおける作業者配置・スケジューリング手法をさらに発展させ,変種変量生産への対応および欠勤や他作業へのヘルプなど急な作業者の変更,オーダ変更(オーダキャンセル,オーダ追加)が発生した場合でも,変更に対応しつつ訓練を維持する作業者の再配置,再スケジューリング手法を提案した.
  3. セル生産システムにおける人的要因を考慮した作業計画と従業員教育に関する研究 科研費以外 スミセイ女性研究者奨励賞 住友生命 未来を強くする子育てプロジェクト 2013/04/01-2014/03/31 製造業では,多品種変量生産に対応するためのセル生産システムが注目されている.セル生産システムは,作業員の技能やモチベーションが生産性に大きく影響していると言われているため,作業者の技能や作業意識を適切に判断する新しい指針を作成する.また,その指針を用いて最適な人員配置・スケジューリングの手法および,作業員の訓練計画を設計する.

論文

  1. 研究論文(研究会,シンポジウム資料等) セル生産における人的要因と生産性の関係に関する研究 原口 春海, 貝原 俊也, 藤井 信忠, 國領 大介 生産システム部門講演会講演論文集 一般社団法人 日本機械学会 2018/ 0 2018/03/14 URL <p>The operators have to execute a various number of tasks and keep their skill level in the labor-intensive cell manufacturing system. However, operators can't work with the same task regularly. They forget the way of the task that is seldom assigned. Therefore, we need to consider about learning and forgetting factors of the operators. In this paper, we proposed an operator allocation and task assignment method using Depletion-Power-Integration-Latency (DPIL) model. After we perform computer experiments to adapt the DPIL model in the cell manufacturing system, we discuss the validity of the proposed method.</p>
  2. 共著 セル生産における技能向上を目的とした作業者の配置に関する研究(第4報,動的環境下における運用法の提案) 原口 春海, 貝原 俊也, 藤井 信忠, 國領 大介 日本機械学会論文集 一般社団法人 日本機械学会 83/ 848, 16-00357-16-00357 2017/04/25 10.1299/transjsme.16-00357 URL <p>We proposed a new human index named "skill index" and also proposed operator allocation and scheduling method using this index in our previous study. We confirmed the training effectiveness of our method under stable order conditions. However, the order contents are changed during operation time in a real site. In this study, we consider the operator re-allocation procedure using our method under the order change to keep operator training and productivity. As a result of the computer experiments, we confirmed that the procedure has to be changed by a timing of order change.</p>
  3. 研究論文(学術雑誌) 共著 セル生産における技能向上を目的とした作業者の配置に関する研究(第3報,オーダ内容に変動を伴う場合の検討) 原口 春海, 貝原 俊也, 藤井 信忠, 國領 大介 日本機械学会論文集 一般社団法人 日本機械学会 82/ 843, 15-00558-15-00558 2016/11/25 10.1299/transjsme.15-00558 URL <p>In a labor-intensive cell manufacturing system, effective training is an important issue. We have proposed "skill index" as a new human index in the previous study. We have also proposed operator allocation method using this index for effective training up to now under the stable order condition. However, the order condition is fluctuating in a real site. Since this method did not change task assignment, operators had to continue the same tasks after they became expert about assigned task. It has a potential which becomes the big restrictions under fluctuating order condition. In this study, we make a new operator allocation and scheduling method for fluctuating order condition. In particular, we add a new variable for representation of quantity in decision variable of task assignment. The operators have various tasks and we have to consider about the simultaneous tasks, parallel tasks and the preceding restriction for other operators in the same cell under scheduling method. As a result of the computer experiment, our new method can get the task assignment and schedule which achieve more effective training than the previous study.</p>
  4. 研究論文(国際会議プロシーディングス) 共著 A study of designing for the operator training under an order change in cell manufacturing system Harumi HARAGUCHI, Toshiya KAIHARA, Nobutada FUJII, Daisuke KOKURYO SICE2016 Annual Conference, Tsukuba, Japan 2016/09/23
  5. 研究論文(学術雑誌) セル生産における技能向上を目的とした作業者の配置に関する研究(第2報,熟練者による新人指導を考慮したモデル) 原口 春海, 貝原 俊也, 藤井 信忠, 國領 大介 日本機械学会論文集 一般社団法人 日本機械学会 82/ 835, 15-00436-15-00436 2016/03/25 2187-9761 10.1299/transjsme.15-00436 URL The effective education from an expert to a newcomer is an important issue to consider the meaning of accumulation of technical skill succession and know-how, or efficient training to a worker in the cell manufacturing system. We proposed the operator allocation method in OJT using a skill index for the cell manufacturing system of a task divide and a task exclusive system. However, in order to improve transfer and productivity of skill, the situation where two or more operators were allocated the same task occurs in an actual shop floor. In this study, we proposed the operator allocation method for collaborative operation with the procedure of task division.

研究発表

  1. 口頭発表(一般) セル生産における人的要因と生産性の関係に関する研究 生産システム部門講演会講演論文集 2018/03/14
  2. 口頭発表(一般) セル生産における作業者訓練と生産性に関する一考察 日本経営工学会平成28年度秋季大会 2016/09/29
  3. 口頭発表(一般) 209 セル生産における作業者訓練時の作業者再配置・再スケジューリングに関する研究(OS2.生産管理・スケジューリングおよびサプライチェーン(3)) 生産システム部門講演会講演論文集 2016/03/11 URL 筆者らはこれまで,セル生産の現場における技能向上に主眼を置いた作業者訓練の研究として,静的環境下における作業割当とスケジューリング手法を提案してきた.一方で,実際の作業現場ではOJT実施中であっても急なオーダ変更により担当作業やスケジュールを変更せざるを得ない事態が発生する.本研究では,計画期間中にオーダ内容が変更する状況を想定し,動的な環境下においても効率的な作業者訓練を実現するための作業者再配置・再スケジューリングの手順を提案する.
  4. 口頭発表(一般) セル生産システムにおける作業者数の変動を伴う配置計画とスケジューリングに関する研究 精密工学会学術講演会講演論文集 2015/09/06 URL 多くの製造業の現場では,作業者が安定して確保出来る状況を想定して,一定期間の作業計画を立てるが,実際の作業現場では急な欠勤や予定外の業務により計画通り作業者を割当てられないケースがある.本研究では,我々がこれまで提案してきたセル生産におけるOJTに主眼をおいた作業者配置とスケジューリング手法を基に,作業者数の変動を伴う環境下において,作業者が自由に複数セルを移動できるモデルの提案とその有効性の検証を行う.
  5. 口頭発表(招待・特別) 207 セル生産における作業者の最適訓練量に関する研究(生産スケジューリング・生産管理(2)) 生産システム部門講演会講演論文集 2015/03/13 URL セル生産においてOJT(On-the-Job Training)による技能訓練は熟練技能者への最適な手段だと言われている.筆者らはこれまで工程分割型のセル生産システムを対象として,スキルインデックスを使用したOJTによる技能訓練および熟練者から新人への技能伝承が期待できる人員配置のモデルを検討してきた.しかし,より効率的な技能向上を目指す際には,訓練が必要なタスクの作業を積極的に選択していく必要がある.そこで本研究では,人員配置と同時に最適な訓練量と作業手順を決定するモデルの提案を行う.

受賞

  1. 生産システム部門講演会2014優秀講演論文賞 工程分割型セル生産システムにおける共同作業を考慮した作業者配置とスケジューリングに関する研究 2015/03/15
  2. 未来を強くする子育てプロジェクト第6回女性研究者への支援 セル生産システムにおける人的要因を考慮した作業計画と従業員教育に関する研究 2013/02/01
  3. 学長賞 2011/09/30
  4. ICPR21 Young Scientists Award Structural Equation Modeling of Human Factors and Their Impact On productivity of cellular manufacturing 2011/08/02

担当授業科目

  1. 大学入門ゼミ
  2. 経営情報学
  3. オペレーションズリサーチ
  4. ソフトウェア開発演習Ⅱ
  5. 技術経営特論

社会貢献活動

  1. 認定NPO法人樹恩ネットワーク 2010-現在

共同・受託研究実績

  1. 機械学習による検品ツール開発に関する予備検討 2018/11-2019/09 企業からの受託研究